ポーカーはスキルか、運か?

ポーカーは、ルールが複雑である上に、予測不可能であり、あらゆるリスクが存在します。現在、もっとも物議を醸しているゲームの一つといえるでしょう。定期的にポーカーを楽しんでいるプレイヤーの数は非常に多いため、様々なフォーラム、ブログ、ポーカー関係のFacebookグループなどを通して、完全に誤っているような諸説が世の中に広まり続けています。異なる派閥のそれぞれが、独自の解釈を支持して、絶えず他方を説得しようとしているのが非常によく見うけられます。

ポーカーは運だけで決まるゲームに他ならず、スキルや知識、経験とは無関係だと主張する人がいます。もう一方では、その正反対を信じており、ポーカーではスキルがあって抜け目がなく、経験を積んだ人にしか勝つことができないという考えを持っている人もいます。しかし、真実とはこういった両極端の中間あたりにあるものです。今回は、その理由についてお話しします。

運命の女神?

ポーカーが運に大きく左右されるゲームであるのは間違いありません。どんなカードが回ってくるかわかりませんし、対戦者の手の内を見ることもできません。しかし、予測不可能なゲームだからといって、不平を言ったり、諦めたりする必要はありません。運が自分に有利に働くようにできると考えればよいのです。カード1セットは常に52枚であり、それは全てのプレイヤーにとって同じ条件です。

心理戦

対戦相手の持っているカードを見ることはできませんが、相手の反応、顔の表情、身振り手振りは見ることができます。最初のうちは、こうしたことはおそらくあなたにとってあまり意味をなさないかもしれません。しかし経験を積むにつれて、あるパターンに気がつくようになります。それはとても微妙な動きではありますが、そこから多くのことが読み取れ、ゲームの勝敗を左右する可能性があります。プロのポーカープレイヤーたちがよく言うには、「テーブルの中で誰が騙されているプレイヤーかわからない時は、それは自分がそのプレイヤーだから」 だそうです。

初心者をけん制する

経験豊富なギャンブラーは、大金のかかったビッグトーナメントとなると、たいてい初心者をけん制してかかります。彼らはハッタリをかけて掛け金を吊り上げ、初心者を焦らせて結局あきらめさせるわけです。そうしたシナリオは思っている以上に一般的な方法となっています。結局のところ、初心者プレイヤーが大成功や大失敗に怖気付くような状況というのは、どんなスポーツにもよくあることなのです。ですから、ポーカーでも経験が大きくものをいうということになります。

リスクをとる行動が報われる

ポーカーは、リスクをとる行動が大いに報われることがよく起こる、という珍しいゲームです。正確に言うと、たとえ負けが続いても、たった一度肝心なタイミングで良い動きをすれば、大勝利をつかむことが可能なのです。ここ一番というタイミングでリスクをとるのはスキルとは言えませんが、それは運とも無関係です。それは単なるその人自身の性格で、功を奏す場合もあれば、そのまったくの逆の場合もあります。

自分自身を知る

他のゲームと違って、ポーカーは自己抑制と正しいタイミングでの反応にすべてがかかっています。自分の成功を鼻にかけすぎたり、負けた時に取り乱しすぎたりしないことです。運とは、残酷な愛人のようなものです。ここぞという時に運が味方になってくれないことを早いうちから体感するほど、ポーカーの醍醐味を早く知ることができるようになります。ポーカーで最も成功しているプレイヤーは、勝つためではなく、そのプロセスを楽しむためにプレイしているのです。